公演詳細|About Antipode



中川裕貴、バンド「対蹠地」
Yuki Nakagawa, band "Antipode"

公演日程:2017年12月12日(火)~14日(木)
会場:京都芸術センター講堂(2F)
(〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2)

構成・演出:中川裕貴

作曲・演奏・出演:中川裕貴、バンド Yuki Nakagawa, band
    中川裕貴 Yuki Nakagawa(Cello)
    菊池有里子 Yuriko Kikuchi(Piano)
    横山祥子 Syoko Yokoyama(Violin, etc)
    大澤慧 Akira Osawa(Synthesizer)

    出村弘美 Hiromi Demura
    穐月萌 Moe Akiduki
    石井花果 Hanaka Ishii


スタッフ:
舞台監督:北方こだち
音響:粕谷茂一(slim chance audio)
照明:真田貴吉
制作:富田明日香(有限会社quinada)

メインイメージ(写真):柴田修兵

日程/開演時間:
12月12日(火)19:00
12月13日(水)14:00☆(昼公演割適用)/ 19:00
12月14日(木)19:00
※開場は開演の30分前となります。

料金:2500円(全席自由)
※但し12月13日14:00公演のみ昼公演割:1500円


<<チケット予約方法>>
https://www.quartet-online.net/ticket/yuki-nakagawa-band-antipode


主催:中川裕貴
共催:京都芸術センター


▼作品について:
未だ聴こえぬ「散文(詩)/修辞」
かつて名前が在った


中川裕貴、バンド、劇場での初めてのワンマンコンサート/音楽/劇を開催する。

音楽の周辺での散歩、土壌観測。目の前に止まった列車を何台も見送り、冷たい手を握ってもかける言葉が見つからない、誰も一言も発さない喫茶店の空調の唸り、サン・マルコ寺院の場違いな鐘、先端の末端(根腐れ)、劣等の列島、タンゴ。… 

僕は別の「散文(詩)」のようなものをまた此処(音楽の周辺)で考えようと思いました。「対岸」と言えていたときにあったその「あいだ」が溶けて消えていたとしても、今なお別の「遊び/領土」に思いを巡らせること。とにかく僕はそのような地層が見たい。

対蹠地(たいせきち|Antipode)。今自分が足をつけるところとは「反対」の場所について。音楽、バンド、時間、思弁/観想。連れ添ったものたちとの「散文、修辞、コンサート」。

これは音楽のコンサートであり、その横を通り過ぎる観光客/そこに住まう現地民の姿であり、「未だ名前を持たない」と「かつて名前が在った」のあいだを往復する音楽とその周辺の"隔離された物語/現象"です。
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